
寄せ植えを楽しもう
一鉢の中に様々な草花や低木などを組み合わせて植え込む寄せ植えは、省スペースで楽しむことができ、初心者でもトライしやすいガーデニングとして人気があります。
その一方、植物の組み合わせやカラーリング、生育後を見込んだバランスの取り方など、知れば知るほど奥の深い魅力も持っています。
ここでは、寄せ植えの基本的な植え方について学んでいきましょう。

[寄せ植え材料を揃える]
寄せ植えに必要なものとして鉢、培養土、鉢底石、必要に応じて鉢底ネット、そして植物を準備します。
作業に必要な道具としてはシャベルとハサミ、汚れを防止するガーデニングシートなどがあれば良いでしょう。
シャベルは、土入れ用のものと寄せ植え用の細身のものがあると便利です。
・鉢…
鉢は素材・形とも様々で最終的には個々人の好みになりますが、
扱い易さで選ぶならプラスチック製やポリカーボネイト製のものを、自然素材ならテラコッタや木製の鉢から選ぶと良いでしょう。
形は丸型の鉢は四方見(どこから見ても花が見える)、長方形は背後に壁があることを前提にした一方見(一箇所から花を見る)
ということになりやすいので、置き場所に応じて形も吟味します。
鉢の大きさは置き場所にもよりますが、10号程度が扱い易いでしょう。
・植物…
寄せ植えに使用する草花は旬のもの、つまりその時期にたくさん店頭に並んでいるものから選びます。
低木や宿根の葉物などは翌シーズンも使えますが、一年草は時期を逃すと観賞できる期間が短くなってしまうからです。
植物の株数は鉢の大きさにあわせますが、種類をあまり多くしてしまうとゴチャゴチャした印象になってしまいます。
カラーリングとしては、同系色の花2種に白い花をプラスすると上品な感じに仕上がります。
春を例にとると、パンジー、ビオラ、アリッサム、ノースポール、デージーなどが豊富に店頭に並び、安価で入手できますよね。
花苗のほかに、葉物としてアイビーやツルニチニチソウ、シロタエギクやシルバーレース、コニファーの幼木などもよく用いられる素材です。
☆植物は少しずつ生長していくので通常は株間をとって植えますが、植え込み後すぐに観賞できる状態にしたい場合は、
株数を多くして密植気味に植えるという手もあります。
Posted by
K.hitomi
at
2012年11月24日
12:58
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