
ハンギングバスケットを楽しもう
[ハンギングバスケットの作り方]
・器材の準備
まず、バスケットに土留めのスポンジを貼ります。粘着力が非常に強いので、素手で作業しましょう。
特に暑い日ですと、指にスポンジが貼りついてしまって往生する方も。
くれぐれも粘着面は触らないように、ご注意を!
また、剥離紙は一度にはがさず3cmくらい折り返しておいて、貼り付ける位置を確定してから、少しずつはがして固定していきましょう。
脇のスリットは前面より狭くなっています、バスケット下部の突起にくっつけてしまわないようにしましょう。
スポンジを貼り終わったら、露出した粘着面に培養土をすりつけておきます。
スポンジには切り込みが入っていますが、上部は切れていないので、手で切って苗が入りやすいようにしておきます。
底石を入れる場合は底穴が隠れる程度に入れ、その底石が隠れる程度に薄く培養土を入れます。
ここでたくさん土を入れすぎると、苗が全部入らなくなりますよ。
・植え込み作業
苗をポットから抜く前に、バスケットにどのように植え込むのか、配置を決めておきます。
※ここがポイント
配置が決まったら、前面の一番下にくる苗から植えこんでいきますが、
スリットに入れる前に苗を自分の方に向けて、どう植えたらきれいに見えるか苗の向きにも注意しましょう。
苗をポットから抜いたら肩の土を落とし、少しだけ根を崩して、スリットから滑り込ませます。
バスケットの下部には画像のように突起があり、ここで苗が引っかかって下まで押し込めない人が多いようです。
手で根鉢の左右を少しつぶすようにして、しっかり下まで押し込みましょう。
次に、両端のスリットに苗を植え込みます。
最下部の苗はやや下向きにしますが、ただ押し込んだのでは正面を向いてしまいます。
根のお尻の方を持ち上げるようにすると、バスケットの外に出た部分は下を向きますよ。
同じようにして下から順に植えていきますが、苗と苗の間、苗とバスケットの間には、
適宜培養土を入れて隙間を作らないようにします。
最後、天部の苗は一度ポットのまま置いてみて配置を決め、うまくバスケットが隠れるよう前かがみに植え込みます。
その後、隙間に培養土を入れて平らにならしておきます。
植込み作業が終わったら、天部に土の乾燥・土の流出・水やりの際の泥はねを防止するために水苔を敷き詰めて完成です。
細口の水差しで、ゆっくりじっくりと底穴から漏れ出てくるまで水を与えて、
1週間ほどは風や雨の当たらないところで養生してあげましょう。

☆いかがでしたか? はじめのうちはスポンジ張りも植え込みも、なかなか思うようにいかないかもしれませんが、
数をこなしていくうちに慣れるものです。作った数だけ上達していきます、ぜひハンギングバスケット作りに挑戦してみてください♪
Posted by
K.hitomi
at
2012年12月02日
13:37
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